アドラー心理学では、親子のコミュニケーションについて、
信頼や尊敬、協力といった横の関係でつながっていると考えています。
保護者がお子さんに命令をしたり干渉したりといった縦の関係で接していると、
言うことを聞かないとイライラしたり、お子さんを心配するあまり、本人に物事を任せておけず、
先回りして手助けしてしまったりします。
すると、お子さんはいつまでも自分で考え行動する経験を積まないため自信が持てず、
「力を伸ばすことができません」。
横の関係の繋がりというのは、年齢や役割が違ってもお互いに信頼と尊敬の念を持ち関わること。
家族が横の関係で繋がると、お子さんが自信を持ち、
「生きていく力」を身に付けられるようになります。