今後の日本は大人の発達障害を持つ人と一緒の職場で働く機会も増えてくると思います。

このような機会が訪れた時に、大人の発達障害を持つ人とどのように接したら良いとおもいますか?

まず大切な事は、その人とその人の状態をそのまま受け入れてください。

発達障害の特性はもって生まれたものです。

苦手な特性については「頑張ればできる」ことではありません。

苦手なことをできるようにと強迫的に改めようとして自己肯定感を下げ、うつ病などの2次障害を引き起こします。

発達障害の人の仕事が進んでいなかったり、進め方が分からず困っているような場合には、

何か困っているのではないかと声をかけてみましょう。

もし、困っているのであれば、その内容に応じて解決方法を教えてあげるのが一番なのですが、

その場合は、具体的な言葉で解決法を教えるようにしましょう。

その理由は大人の発達障害の人は、抽象的な指示を理解することが得意ではないからです。

そのためには、やはり周囲の理解が必要です。

大人の発達障害を持つ人の特性を理解して、それに合った方法で接するようにしてみてください。