私が小学校のころ、「宿題やらないとおやつ無しだよ」とか「漫画ばっかりみてると馬鹿になるよ」

こんな意味不明で完全クローズドな会話が世の中には普通に存在していました。

そして存在はしていましたが、一度もこれに引っかかったことはありませんでした。

なぜなら、常に会話のオプションを用意していたからです。

おやつ無しだよ、に対しては「おなかいっぱいだからいらない」

馬鹿になるよ、に対しては「馬鹿になった人を知らない」

というように言われると親はてこずるんですよね、子育てに。

屁理屈が多い子供だ、ずる賢い、なんていうレッテルを家庭内でも貼られていました。

令和の現在はどうでしょうか?スーパーなどで毎日酎ハイを買っているご家族をよく見ますが、

子供がお菓子を買ってというと、昨日も買ったよね?とどや顔でせまる。

言ってあげたいけど我慢してます「あんたは昨日も酎ハイ買ってたよね」と。

子供が真剣に交渉をしてくるときは全ての会話にオプションを用意していないと

残念な親にあっという間に変化してしまいます。

「おやつを食べてから宿題やったら?」

「漫画を見ても馬鹿にはならないけど少し休憩したら?」

譲ることは敗北でもなんでもありません。良好な関係とオープンな会話が展開できるチャンスです。

やってみましょう。

最後に小さい時の裏技です。

私は漫画のセリフをノートに書いてそれを読んでいました。

親は勝手に勉強していると思い喜んでいた。

今の子供たちはもっと賢いですから、親側の変化と対応の多様化が必要です。