メタ認知とは、「自分が認知している物事を、もう一人の自分が客観的に認知し、制御している状態」。この考えの源となるのは、ソクラテスの「無知の知」、そしてこれを「メタ認知」定義づけしたのがジョンHフラベルです。

無知の知では「自分が何も知らないということを自覚している」という知恵を指しておりますが、これこそまさに「自分が何を認識しているかを認識している」状態=メタ認知だといえます。

私もついやってしまうのが、「自分の考えが正しく、なんでも知っている」という状況。

しかし、この時点で視野が狭くなり、成長、発展は止まってしまいます。養老先生の言うところの「バカの壁」状態です。

バカの壁に囲まれないためには、メタ認知を身につける必要があります。

ものの見方や考え方など、メタ認知で重要な事は思い込みにとらわれないこと。しかし、私たち人間は都合のいいように世界を見てしまっています。自分の思い込み、ものの見方の誤りに気づき、改善していくと、成長意欲も強化され新しい自分と出会えると

思っています。